【この記事で分かること】
先取り貯蓄のメリット
先取り貯蓄とは、その言葉通り「給与から貯蓄分を先取りすること」である。
そのため、必ず一定額を貯蓄する習慣を身につけられるのが、この先取り貯蓄の最大のメリットだと言える。
反対に、給料から生活費や小遣いを消費して、余った分を貯蓄する「後から貯蓄」は、お金が貯まらない典型的な失敗例だろう。
では、どれくらいのお金を、どのようにして貯蓄するのが良いのだろうか。
貯蓄額の目安
貯蓄額の目安を考えるのに、参考にして欲しいのが下の図である。
これは、「MoneySenseCollege」(YouTubeのチャンネル登録者数14万人超)が提唱しているQGSという指標。
まずは手取り収入の25%の貯蓄(現金15%+投資10%)を目標としよう。
さらに、実家暮らしが継続できるうちは、この割合を40〜45%(現金25〜30%+投資15%)を目標にできると良い。
もちろん貯蓄ばかりでは息が詰まってしまう。
自分が稼いだお金で欲しい物を買ったり、大切な人との時間を過ごしたり、自分磨きに自己投資したりするのも若さゆえの特権である。
そのため、ある一定の基準を自分なりに設定して貯蓄できる習慣を作ることがとても大切である。
住信SBIネット銀行の「定額自動入金」
では、そのお金をどのように先取りするのが効率的なのか?
ここで、住信SBIネット銀行の「定期自動入金」を活用しよう。
先ほど設定した割合の金額を、給与口座→SBI銀行に自動的に入金される仕組みを作ることがオススメである。
そして、SBI銀行をほったらかしておけば、1年後には貯蓄額100万円を優に超えることが期待できる。
まずは、手取り収入の6ヶ月分か、100万円を目標(※1)に現金貯蓄を継続しよう。
※1・・・生活防衛資金という。万が一のトラブルに備えて準備しておくお金のことです。具体的には、災害や失業、療養など、予期せぬ出来事に備えるために、生活費の数ヶ月分を確保することが目的となる資金。